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野草保護観察ゾーンの花たち

                                写真提供・井次吉’08-3/31更新

クサボケ(バラ科) 遠くからでも目立つ
朱赤色の花をつけます。
刺状の小枝、扇状の
托葉が見られます。
球形の果実は秋に黄色く熟し、
果実酒に適しています。
落葉小低木で草ではありません。
ボケは中国産ですが
クサボケは日本産の植物です。

 
花期:3月〜5月
シュンラン(ラン科) 他の野草が草丈を伸ばす前に
黄緑色の花を咲かせます。
うつむき加減の
花の中を覗くと
赤紫色の可愛らしい
斑点が見られます。
花の茎は膜質で
おおわれています。
長い線形の葉は常緑です。

花期:3月〜4月
アマナ(ユリ科) 多くの植物が生い茂る前に、
紫色のすじが入った
白い花をつけます。
日が当たると開きます。
特にたくさんの陽光を浴びると
星型にぱっと開きます。
葉は白緑色の線形です。

花期:3月〜4月

ユウガギク(キク科) キク科の植物は小さな花が
たくさん集まって1つの
頭花を作っています。

ユウガギクはまわりの
白い舌状花の集まりと
中の黄色い筒状花の
集まりから
できています。
茎は上部で枝分かれをします。
地下茎で新しい株を増やします。

ヨメナ、ノコンギクなどとともに
野菊と呼ばれるものの1つです。

花期:7月〜11月
コセンダングサ(キク科)キク科)

枝分かれした茎の先に
黄色い頭花をつけます。

実の先には刺があり、
衣服や動物にくっついて
運ばれる
“ひっつきむし”です。

野草ゾーンでは他に
ハエドクソウ、ヌスビトハギ、
キンミズヒキ、ヒナタイノコズチ

ミズヒキ、チヂミザサなどの
“ひっつきむし”が見られます。

コセンダングサは
江戸時代に日本に入ってきた
帰化植物です。

花期:9月〜11月

ナンテンハギ(マメ科)

別名:フタバハギ
紅紫色の花が総状に
咲きます。
花の形は多くのマメ科の
植物同様、蝶形です。

茎を触ると角ばっているのが
わかります。

花はハギに似ています。
葉の形はナンテンに
似ています。

さや状の実ができ、
中には種子が
3個〜7個入っています。

花期:6月〜11月


花期をむかえたその他の花たち
ヨモギ、カントウヨメナ、ノコンギク、シロヨメナ、シラヤマギク
ノハラアザミ、
アキノタムラソウ、リンドウ、カラスノゴマ、ワレモコウ、クサボケ


私たちは野草の手入れをしています。
野草は自然の中にあってこそ美しく咲きます。
お持ち帰りになりませんように!



カラスノゴマ(シナノキ科) 黄色い花は葉のわきに
1つずつ咲きます。
下向きの花の中央から
細長く伸びているのは
花粉をもたない
仮雄しべです。
花が終わると、
さや状の果実ができ、
中にゴマに似た種子が
入っています

花期:8月〜11月
ワレモコウ(バラ科) 枝分かれした
茎の先に赤紫色の
楕円形の花をつけます。
1つの花のように
見えますが、
たくさんの花が
集まったもので、
上から下へと開花します。

花期:8月〜10月
センニンソウ(キンポウゲ科) 白い花は群がって
上向きに咲きます。
長い雄しべが目立ちます。
オレンジ色の実の先端に
白い羽毛状になった
雌しべが残ります。
仙人のひげに見立てて
名がつきました。
有毒植物ですが
薬用にも利用されます。

花期:8月〜10月


花期をむかえたその他の花たち 
ユウガギク、シラヤマギク、ヒメジョオン、ヤブタバコ、ノハラアザミ、セイヨウタンポポ、
アキノノゲシ、ツリガネニンジン、カラスウリ、オミナエシ、ヘクソカズラ、キツネノマゴ、
イヌゴマ、アキノタムラソウ、メマツヨイグサ、タカトウダイ、ヤブカラシ、メドハギ、
ヌスビトハギ、ナンテンハギ、ゲンノショウコ、カタバミ、キンミズヒキ、アキカラマツ、
ヨウシュヤマゴボウ、ミズヒキ、ツルボ、ツユクサ、ススキ、アブラススキ、クサギ、
ノブドウ、ヒトツバハギ、ハギ、タマアジサイ、アオツジラフジ


カラスウリ(ウリ科) レース編みのモチーフのような
形の白い花は夕方に開き、
早朝にはしぼんでしまいます。
雌雄別株で、雌花の下には
後に実となるふくらみがあります。
秋に赤く熟します。
夕方、活動するスズメガに蜜を
提供しかわりに花粉を
運んでもらう虫媒花です。


花期:8月〜9月
アキノタムラソウ(シソ科) 茎の上部に青紫色の花が
幾段にも輪生します。
葉は小葉が集まって、
羽状複葉をつくっています。
四角い茎はシソ科の特徴です
葉が2枚ずつ向き合ってつく
対生も特徴です。


花期:7月〜11月
ツユクサ(ツユクサ科) 花は夜明けに開き、
半日でしぼんでしまいます。
帽子の形に似た2つ折りの
苞の中に蕾ができ、
そこから花が咲きます。
中心の黄色い雄しべは花粉を
出さない飾り雄しべです。
花弁の青色は水に溶けやすく
変種のオオボウシバナは友禅染の
下絵描きに利用されます。

花期;6月〜10月



オカトラノオサクラソウ科) たくさんの白い小さな花が
穂状に尽きます。
花穂がなびいた姿は
虎の尾のようです。
球形の実は茶色く熟します。
地下茎を伸ばして増えますので
しばしば群落を作ります。

花期:6月〜7月

タカトウダイ(トウダイグサ科) 花の咲き方、葉のつき方が
独特です。
茎の先に5枚の葉が輪生し、
中心から幾本かの
柄を出します。
それぞれの柄の先に
花をつけます。
茎や葉を切ると白い汁が出ます。
有毒植物です。
秋に紅葉します。

花期:6月〜8月
ノカンゾウ(ユリ科) 黄赤色のラッパ形の
はなをつけます。
日中だけ開花する
1日花です。
実が出来る株もあります。
八重咲きのヤブカンゾウは
雄しべと雌しべが
花弁化したもので
実はできません。

花期:6月〜8月



花期をむかえたその他の花たち
ヒメジョオン、ハルジオン、ノアザミ、セイヨウタンポポ、ノゲシ、オニノゲシ オオバコ、
ヘラオオバコ、ハエドクソウ、アキノタムラソウ、コヒルガオ ヤブジラミ、ヤブガラシ、
ナンテンハギ、カタバミ、オッタチカタバミ、キンミズヒキ、チダケサシ、マメグンバイナズナ、
タケニグサ、アキカラマツ ヨウシュヤマゴボウ、ドクダミ、オニドコロ、ヤマユリ、ノビル、
オオバギボウシ、ヤブカンゾウ、シオデ、ツユクサ、カラスビシャク、カゼクサ、アオツヅラフジ、
ナワシロイチゴ、ヒトツバハギ、ノブドウ、ムラサキシキブ、スイカズラ
    

ノアザミ(キク科) 雄しべも雌しべもある
小さな花がたくさん集って
一つの頭花を作っています。
虫が触れると
白い花粉が出てきます。
花粉を出し終えると
雌しべの時期になります。
花の付け根のふくらみは
粘り気があります。
切れ込みの多い葉には
刺があります。
花期:5月〜8月
コヒルガオ(ヒルガオ科) ラッパ形の薄紅色の
花が咲きます。
花の柄には上の方に
縮れた翼が見られます。
つるで他の植物に
巻きつきます。
地下茎を伸ばしてふえ、
実が出来るのはまれです。
ヒルガオに似ていますが
花の大きさ、葉の形、
花柄に翼があることで
区別ができます。
花期:6月〜8月
ヤブジラミ(セリ科) 枝先に小さな花が
たくさんつきます。
卵形の実はカギ状の毛があり、
茶色に熟すと衣服に
ひっついて運ばれます。
セリのように細かく
切れ込んだ葉がつきます。

花期:5月〜7月


花期を迎えたその他の花たち

ヒメジョオン・ハルジオン・セイヨウタンポポ・ニガナ・ノゲシ・オニノゲシ・ヤマホタルブクロ
オオバコ・ヘラオオバコ・オカトラノオ・タカトウダイ・ナンテンハギ・カタバミ
オッタチカタバミ・キンミズヒキ・マメグンバイナズナ・ドクダミ・ノビル・カラスビシャク
ナワシロイチゴ・エゴノキ・ムラサキシキブ・スイカズラ・キツネアザミ・オオイヌフグリ


タチツボスミレ(スミレ科) 花は淡紫色ですが
稀に白いものもあります。
ハート形の葉とクシ歯状の
切れ込みのある托葉が
特徴です。
夏には次々と蕾ができますが、
開かないまま実になります。
これは閉鎖花の中で
同花受粉をして
実を結んでいるのです。

花期:3月〜5月
クサボケ(バラ科) 朱赤色の花をつけます。
刺上の小枝、
扇形の托葉が特徴です。
秋になると実は黄色く熟し
良い香りがします。
落葉小低木で
草ではありません。

花期:3月〜5月
シュンラン(ラン科) 他の植物が芽をのばす前に、
うつむきかげんの
黄緑色の花をつけます。
長い線形の葉は
冬も緑色を保っています。
乱獲されて数が少なく
なっています。


花期:3月〜4月


ノハラアザミ(キク科)
春に咲くノアザミと
名前も姿も似ていますが、
ノアザミは花の下にある
総苞が粘ります。
秋に咲くノハラアザミは粘りません。
花の先に触れると、
白い花粉が押し出されます。
花粉を出し終えると、
雌しべが伸びて雌性期に入ります。

花期:8月〜11月
カラスノゴマ(シナノキ科)
葉のわきから黄色い花が
1個づつ下向きにつきます。
長い雌しべと長い仮雄しべが
目立ちます。
花の後、ゴマのような種子が
たくさん入っている
さやが垂れ下がります。

花期:8月〜11月
ナンテンハギ(マメ科)
紅紫色の蝶形花は
穂状に集って咲きます。
茎は角ばっています。
花の形はハギの花に似ています。
葉の形はナンテンに似ています。
さやの中には3〜7個の
種子が入っています。
別名:フタバハギ

花期:6月〜11月


ツリガネニンジン(キキョウ科) まっすぐ伸びた茎の
上部に釣鐘型の花を
つけます。薄紫の花が
多いのですが、
白花も見られます。
花も葉も数段ずつ
輪生します。
根は朝鮮人参の根に
似ています。

花期:8月〜10月
センニンソウ(キンポウゲ科) 白い小さな花が
群がって咲きます。
多数の長い雄しべが
目立ちます。
オレンジ色の実の先端に
羽毛状になった
雄しべが残ります。
仙人のひげのようです。
つる植物です。

花期:8月〜10月
コバノカモメヅル(ガガイモ科)
花柄の先に赤紫色の
小さな花をまばら
につけます。
細長い実は熟すと裂け、
白く長い綿毛のついた
種は風に乗って
運ばれます。
蔓を他の植物に
巻きつけて
這い上がります。

花期:7月〜9月



花期を迎えたその他の花達
ユウガギク・シラヤマギク・ノハラアザミ・アキノノゲシ・カラスウリ・ヘクソカズラ・
キツネノマゴ・ヒヨドリジョウゴ・イヌゴマ・アキノタムラソウ・タカトウダイ・ヌスビトハギ・
ナンテンハギ・キンミズヒキ・ワレモコウ・アキノカラマツ・ミズヒキ・ツルボ・
ヤマホトトギス・ツユクサ・ヤブミョウガ・ノガリヤス・チカラシバ・ススキ


シオデ(ユリ科) 淡黄緑色の小さな花が
球状に集って咲きます。
球状に集った実は
秋に黒く熟します。
巻きひげを他の植物に
絡ませて伸びます。
雄株と雌株は別です。

花期:7月〜8月
チダケサシ(ユキノシタ科)


花茎の先に淡い
ピンク色の小さい花を
多数つけます。
名前の由来は食用に
なるキノコのチダケを
茎に刺して運んだ
ことからです。

花期:6月〜8月


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